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2012年10月

2012年10月14日 (日)

火傷

今朝、出かける直前のTURが、困ったように「これ・・・」と見せた指。

なんじゃ?水膨れじゃないか?

朝ごはんを作った時に、湯気か熱い鍋の縁に当たったのだろうか。

冷やして、店について(移動支援でヘルパーさんと店で待ち合わせ)

やけどの薬を塗って、そしたらあとは普通に出かけた。

薬を塗るときにもう一度よく見ると、

やけどは2本の指で、どちらも水膨れになっていた。

冷静に対処するTUR。

夕方、もう一度だけ薬を塗ったらあとは本当に静かに。

小学生の頃、ポットの湯でやけどをした時には

そりゃあもうひどいパニックで、

流水でいくら冷やしても終わらない痛みに

洗面所と風呂場のありとあらゆるものを

壁や人に投げつけていたあの姿から

今の冷静さは想像できなかったな。

タイムマシンがあったなら、あの頃の自分に

「大丈夫だよ。多少の苦痛には耐えられるようになるよ。

パニックも、すっかり落ち着く日が来るよ。」と教えてあげたい。

その苦悩はいつまでも続くわけではないと。

今、孤独の中で頑張っているお母さん方にも

将来を必要以上に悲観するなと言ってあげたい。

残念ながら渦中の人には声が届かないことが多いのだけど。

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凹み中。

私は基本的に人にも自分にも甘々。

何かあっても、たいてい 

まあ、いっか。・・・・で終わる。

人付き合いが苦手、というか、

もしかしたら、他人に興味が薄いのかもしれない。

それでも極々普通に暮らしていたら、

もちろん、人間関係のトラブルが避けられない時もある。


人にお金を貸すときには、

それは戻ってこなくてもいい金額かと考える。

これは基本。

人のことを誰かに悪く言わなきゃならないときは、

自分もどこかで言われることを覚悟する。

これは下手すりゃ3倍返し。


人を呪わば穴二つ。

イヌ氏が何故かよく言う言葉。

(あと、『月夜ばかりと思うなよ』も。笑)

だから、人の批判をすれば、

ひどく気分が落ち込むのは

もしかして、自分が可愛いからだけなのかもしれない。


・・・こういうの、偽善者というのだっけ。

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2012年10月 2日 (火)

運動会の思い出。

今日は台風で順延となった地元小学校の運動会。

うちには小学生の子どもはいないから、

見に行くことはないのだけれど。


自分の小学校時代の運動会の思い出といえば、

やっぱり親戚一同が集まってのお弁当。

当時はまだうちは自営ではなく、

パート勤めの昼休みに、何段ものお重を持って駆けつけてくれた母。

・・・ん? 昼休み?

私の記憶はうっすら過ぎて自信はないのだが、

母は私たちの出場する競技を見ることはなく、

親戚一同が食べるための弁当だけを持って学校へやって来たのだ。

たしか、母自身も以前、

当時を振り返ってそう言っていたのだからおそらくそうだったのだろう。

その時母は、

「なんで、競技は見なかったの?」という問いに、

「だって、あんたたちどうせ走ったってどべやろ?」と答えた。

・・・いやいや、運動会って、そういうもんじゃないやろ。

小学生ぐらいの子どもは、どんなに運動音痴でも、

親が見に来てくれるから、頑張るんじゃないんですかい?

あなたは自分の子どもの頑張る姿に興味はないんですかい?


ま、夫が私の子ども時代を母に聞いたときに、

母ははっきりと「覚えていない。興味がない。」と言ったそうなので、

今頃言ってみたところで、当時の母を変えようがないがな。

多くの人が暮らしていくので精一杯。

いつかは夢を叶えるために、あくせく真面目に働いて

少しでも貯金を増やそう・・・・そんな時代であったのも確か。


私は小さい頃とても甘えん坊だったと母に言われることがあるが、

私には当時の記憶がほとんどない。

そのセリフは誰かを相手に私を小馬鹿にする時に出てくる言葉。

基本、姉上げ私下げな母の記憶は、

私の記憶とは著しく違うことが多々あり、

私の記憶では姉の悪事のはずのことが私の悪事になっていたり、

私の手柄が姉か母自身の自慢になっていたりする。

どちらの記憶が正しいのかは、

タイムスリップできる装置が発明されない限りわからないのかもしれない。


母に褒められた記憶は、片手でも余るくらい。

はっきり覚えているのは、小4の頃に書いた作文を

当時の担任がベタ褒めし、

学級通信に掲載してくれた時。

あとは・・・標語で表彰された時ぐらいかな。

しかし私自身、冴えないダメな子だったという自覚はあるので

今みたいに褒める子育てが当たり前のように浸透していたわけではない当時、

数えられる程しか褒められなかったのも致し方ないとは思っている。

そういう私が親になったのだから、

子どもの褒め方なんて全然わからない。

むしろ、褒めたりなんかすると、ものすごく気持ち悪い。

全身がゾワゾワっとなる感じ。多分、涙ぐんでるよ。その時の私。

せいぜい「OK!」とか「イイね~~」ぐらいのもんだけど、

それでも褒めなきゃならないと思うときは頑張って褒める。

鳥肌立てながら、しっかりと子ども達に伝える。

子育てってお得だな。

自分の子ども時代にできなかったことや失敗を、

もう一度チャレンジできる。

子どもを通して追体験できるし、

(しかもラッキーなことに私は二人分!!)

自分の嫌な記憶も無駄にはならず、活かすことができる。

当時の母の気持ちも、きちんと消化することができる。

もう子育てもそろそろ終盤に差し掛かってきたけれど、

今の私の運動会の思い出は、子ども達との楽しいことがいっぱい。

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