Smile!! (御挨拶に代えて)
ハイティーンまでの私は、とてもとても暗い子どもで、思考は常にネガティブな方向へ流れていたし、それが一種の美学のようにも感じていた。
正直、笑ってばかりの軽い人間なんて中身のない能天気なヤツらだと、何処かしら自分に無意味な優越感を持っていたような気もする。
高校最後の年、そんな私に会う毎に、「ああ~~ッ!! 暗いッ! 暗いッ!」と両頬をつかんで上向きに引っ張りあげたり、時には背後から頭をはたくような、生意気な後輩ができた。
おかげで私のペースは見事に崩されたが、笑いに包まれる時間は意外にもいやなものではなかった。
その後輩の交友関係から、今まで知らなかった人たちと知り合った。
笑いに包まれた彼らは、それぞれがそれぞれの重さの荷を背負って笑顔で生きていた。
当然のことだが、私の荷よりも重いものも、軽いものもあった。
人にはそれぞれ大変さがあって、それがその人にとってどれほどの大変さかは他人にはわからない。
でも、笑って過ごしても泣いて過ごしても、背負う荷の本質は変わらない。
どちらが有意義な生き方かを決めるのは、自分自身だ。
私に笑いをくれた後輩は、今は大切な家族となって、毎日私に鋭い突っ込みと笑顔をくれている。
スマイル 心が痛む時も
スマイル 壊れそうな時も
暗い雲に覆われても大丈夫
怖くても 悲しくても
笑顔でいれば 明日は
お日さまが 君に輝くよ
喜びの灯かりで
悲しみの陰を隠して
涙がこぼれそうになっても
今は やってみなくちゃ
スマイル 泣き顔が何になるの?
人生も そう捨てたもんじゃない
笑顔でいれば きっとそう思えるよ
だから いまこそ笑ってよ 泣かないで
君はきっと 価値ある人生に気付く
そう 笑顔さえあれば
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